命を分けて貰って・・。

遺跡の発掘は同時に遺跡の破壊でもある。
同じく実車の保存とは破壊と紙一重であると思う。
それまで辛うじて残っていたものを無残に廃棄し、車体に新しい塗装を施してしまう。
機械の保存とは高松塚の文化財の保存とは違う。
機械としてあるべき整備を施し、保存車両が今でも現役であるならば施したであろう整備を行っていく。やがて段々オリジナルの部品や部材は消耗していく。
残るものは残るし、残らないものは残らない。
残したい奴が手を動かし、結果として残る。
でも、それでいいんよ。保存に永遠はない。永遠でない保存活動に自分達が少しでも関わって、少し長く夢の続きが見れたら幸せじゃね??ぐらいの感覚。
永遠を目指したければ保全庫に入れて、何人も触れさせないようにするしかない。でもそれって意味あるんだろうか??
この趣味やってると色々気になるんですよね。
廃車体 ^^
かまぼこ2745も廃車体巡りから見付けた訳。
その中で最もいけそうだなっと思った物件だったんです。
今日も何処かで廃車体探し。
噂があれば西へ東へ。
廃車体の面白い所。
幼い頃の思い出の名車が、ありえない様なとんでもなくシュールな光景に残っていたり。
不謹慎だけど・・非常に面白い。

見付けました。53MCハンペン。
解体場の中にポツンと。辛うじて写真が撮れたという感じ。
凄く良い個体なんだけど・・。
状態の悪さと、廃車になった原因と思われる前面の大きな破損があり、レストアは不能と判断。
「可哀想だけど、この子は助かりません。」

でも・・・あっ。
尾灯・・。
早速、所有者さんにお願いした所、
「自分で剥がして持っていけ」っとのこと。

おりゃ!

まぁ、こういうオチです。
物にはすべて歴史があり、物語があり、その裏に誰かのある日がある。
保存は一日にして成らず。積み重ねである。

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