324号29年ぶりに福岡を走る

また大袈裟なタイトルを付けてしまいましたが・・。
走ると言うより這ったって表現が近いような・・。
まぁとにかく、福岡の地を少し(6m)動きましたよ。
1980年11月に北方車庫で吊られてから、苦節29年。324号は自分の足で6m転がりました。

理由は色々とありまして、324号を桂川側に10m移動させなければならない大人の事情がありまして、作業実施となった訳です。

5月17日、朝、トラックがやってきて良い物を貸して頂いた。

並べただけでも良い感じ。324は走る気まんまんです。
保存会一同も初めて生レールを触る物も多くワクワク。
危ないから気を付けて作業せんといかんよ。

バールで位置調整をして固定位置を決めていきます。

ドリルで穴あけをしていきます。

今回は仮線なのでボルト留めでいきます。

雨の降る中、重い枕木を運んだり、軌間を正確に測ったり、保存会始まって以来の重作業なのに
何だか結構楽しそうなのは何故だろう?

移動は安全の為1mずつにすることとし、最悪は枕木で留まるようにします。枕木を噛むように排障器を外してしまいます。

排障器も汚いので一度塗装を落としてしまおうっと
おもむろに作業開始。

いよいよ車両側の移動準備開始です。
前日の内に下回りのブレーキ関係は注油とロッドの点検、ブレーキシューの調整を行っておきました。
今まで元溜めにエアーを溜めても、ブレーキシューは固めておいたので遊びにしかなっていませんでしたが、今回は本来のブレーキとしての目的で使います。
移動時には運転席でブレーキ弁を操作する者が乗り込み、停止時はブレーキを扱います。
鉄道は動き出したら簡単には止まりませんからねぇ。

一年ぶりにロッドを緩め、鎖を解き、手歯止めを外せば、
324号は晴れて自由の身です。
さぁ行こうか。

「ゲージ4.5。進行!」

もちろん、電気がないので走り出すのは人力ですよ。^^
バールを車輪に当て、テコの原理で動かした瞬間、みんなで押すんですよ。
そ~~~~れ~~!!
が・・・しかし、3人では動かず。
何度もチャレンジして僅かにバールで押した分10cmが進むのみ・・。
んが~~~。これまでか・・。
もっと会員集めなきゃあかんなぁ・・・。
そうこうしている内に助っ人が3人来て頂け、再チャレンジ。
次は動くでしょう。
おりゃ~~~。

おぉぉ動いた動いた。
ここから先はいよいよ仮線だ。

いよいよ仮線に乗る。
異常はないか?軌道はちゃんと固定されているか。
軌間に狂いはないか。
あ~だこ~だと激論中。

                 ゴトンっ 

無事に今日の移設は完了。次のスパンの軌道を用意してもう5m桂川側に進みます。北九州への里帰りに向けて5m前進。
ちょいと違った風景になりました。

車内からはまるで複線ですれ違っている様な光景に。

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324号29年ぶりに福岡を走る への2件のコメント

  1. ワシ より:

    おお~っ、これはまたえらい作業でしたね。ご苦労さまです。
    なんだか324号、いっそ山家駅の側線に乗せたくなりませんか?

  2. 田舎者 より:

    通りかかったのでちょっと拝見させていただいてます
    北方線電車の筑前内野方の運転席側窓が開いてしまってます
    ご確認下さい
    保存活動応援してます