10月18,19日は日本鉄道保存協会総会が若桜鉄道で開催され、出席してきました。
日本鉄道保存協会は日本での鉄道保存活性化を目指し、平成2年に鉄道会社や博物館を中心に組織され、近年は民間の保存団体も加わり、親睦や情報交換をしています。
私も以前から、ふる鉄臨時代表や片鉄業務名義で出席してきましたが、今回初めてホームグラウンドの北九州線車両保存会名義で参加してきました。

今年の会場は鳥取県若桜。北海道から九州まで多くの博物館、企業、団体の実務者が詰めかけました。会場では旧交を温めたり、新しい出会いをもらったり、色んな企画や相互の悩みの解決はこんな会場から生まれています。

総会の始めには鳥取県知事、若桜町長、石破衆議院議員婦人のご挨拶から始まりました。

印象に残ったのは知事が、日本人が大きく変わりつつあって、かつての大量消費文化から文化や芸術、歴史に興味が移ってきたこと、鉄道保存がお金を消費するだけの存在ではなく、観光やビジネスに直結するチャンスの時代が来たと言われたいたこと。全くその通りと深く感銘をうけました。高級外車を乗り回し、大量生産品を買い漁る様な間抜けな生活は中国に譲って、日本人は本当に良い物を使い分け、良い文化に触れたり、普段は都会で働いていても週末は保存鉄道で枕木を交換して思い出の電車をレストアする。そんな心豊かな未来は意外と近くにあって、日本人が今一歩考え方を変えればいつでも豊かに生きられるんじゃないかと思いますよ。

 

総会の可決を経て、各団体の活動報告がありました。

総会では当会が参加を認められ、40団体目の正会員に承認頂けました。由緒ある団体様の末席に座らせて頂けることはありがたいことであり、頑張っていかねばと思う次第です。

今回のホスト団体である若桜鉄道社長により近年の活動報告がありました。

苦しい経営状況にある若桜鉄道ながら、ボロボロの蒸気機関車を譲り受け、レストアを施し圧縮空気での構内走行を実現したこと、JR四国から客車を譲りうけ、将来のSL列車の運転を目指していることなどが紹介されました。

また各団体の報告では陸別で1,6キロの動態保存が始まったこと、明治村の蒸気機関車や路面電車を修繕したこと、片上鉄道が相変わらず楽しくやっていること、様々な話を聞け感銘や笑いを頂ける有意義な時間でした。
夜は懇親会が深夜まで続き様々な新しい縁やお話を頂きました。

翌日今日は若桜の町の散策や若桜鉄道の蒸気体験乗車などを楽しみます。

若桜の町は街道の宿場町として栄え、雪国ならではの設備や街作りが行われてきました。地元ガイドの方から説明頂きました。

立派な蔵屋敷が並びます。鉄道の保存とは、街や文化の保存の一環であり、観光要素として目的地があることも大事です。若桜には良い要素が揃っていると思います。

若桜駅でいよいよC12とご対面です。

無蓋車も一緒に保存されています。

参加者は無蓋車に乗って、積荷になったつもりで構内を体験乗車。

最後に、特別に蒸気機関車として復活の暁に予定されている編成でデモンストレーション運転が行われました。現在はまだ圧縮空気でしか走れない為、馬力が弱く、モーターカーでの後押しで構内をゆっくり走行しました。

いつも貴重な体験と縁を頂ける日本鉄道保存協会。これからも参加していきたいと思います。

一般の方も友の会の募集を行っているので是非次回は参加してみては如何でしょう?

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