クモハ73修繕開始

広島から岡山吉ヶ原へクモハ73は移動。

さぁ救出は出来たけど、これまででも最も醜い腐食具合、さて、どうしたものか。

ううむ・・。見れば見るほど頭が痛い。

でもかっこいいな、この電車。こう、愚直に人を運ぶ為の箱ですって飾らない感じがかっこいいな。

腐食しやすい大枠との繋ぎ目はほぼ逝ってます。逆に大枠と柱はしっかりしていて、半鋼製車というものは丈夫ですね。白くなっている部分は酸化皮膜を作る薬品を塗りたくって錆を固めています。

こちらの腐食の方が酷く穴だらけです。

まずは車体全体をカップワイヤーを付けたグラインダーでケレンして劣化塗料と錆をおとしていきます。

大穴には最近使い始めた新兵器、スプレー発砲。液体をスプレーすると発砲スチロールが膨らんで、細かい穴の隅々まで塞いでくれます。

発砲が止まったらカッターで食み出しを切り取って厚付けパテを上から塗りこんで固めてしまいます。

パテ塗り完了。もうこれで雨が車体に染みこんで来るのは止まります。ここまで半日仕事です。

本塗装は暖かくなってからにしたいので、当面の下地と、近所にゴミを置いていると言われないように暫定的にぶどう色をローラー塗りしときましょう。これでも見違えるように綺麗です。

別部隊が屋根にかかっています。まず細かい修繕の前に屋根や外装を修復して、これ以上車体を傷めないことが第一です。ちなみに屋根はほとんどありませんでした。辛うじて内装の化粧版が腐らず残っていた事、骨はしっかりしていたのは幸いでした。

屋根の骨にあわせ、新しい木材を切り出していきます。

ビス止めで骨に木材をとめていきます。下から順番に屋根を仕上げていきます。

作業は深夜まで続きます。

2013年末の現状です。多くのボランティアが一歩一歩修復を進めていっています。是非参加してみてください。

クモハ73を直す会http://www.kumoha42.net/73.htm

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

クモハ73修繕開始 への4件のコメント

  1. 安田 より:

    はじめまして。北海道の旭川に住んでおります安田と申します。修復作業おつかれさまです。
    実は当方も現在気動車のモックアップの保守中です。こちらのクモハと同じような
    サイズです。現在切断作業による移動を計画中ですが、こちらの車両の重量は
    お分かりでしょうか?重量によりユニックでの移送かクレーンを使っての積み込みを
    検討しておりますが、こちらのクモハはユニックでの移送でしたでしょうか?
    お知恵をお貸し頂けますと幸いです。

    安田

  2. 安田 より:

    手嶋様

    新年あけましておめでとうございます。
    昨年はモックアップへのアドバイスありがとうございました。
    現在の状況ですが、車両修繕工場での下回りの切断作業
    が決まりました。今月中には搬送作業を終えたいところですが
    見積もり金額が高額の為に思うように進みません。
    また、何かございましたらアドバイスをお願いいたします。
    本年もご活躍を期待しております。

  3. キヨ党 より:

    クモハ73の前頭部の修復を開始したのでほっとしています。
    現存貴重な73系としては、前頭部とはいえ、末永く保存してほしいですね。

  4. てっちゃん より:

    頑張ってください。完成したらみにうかがいたいです。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">